2023年05月04日

子どもの日を迎え 子ども村は「子どもの権利」がさらに尊重される社会をめざし、子どもの命と権利を守り、子どもが大切にされるとりくみを応援していきます(2023年5月5日)

子どもたちや青年たちや保護者、支援者のみなさまへ
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1989年国連「子どもの権利条約」が採択、90年に発効しました。1994年日本政府が「国連子どもの権利条約」を批准し、1995年8月「九州沖縄子どもの文化学校」が主催し、「子どもの権利条約キャンペーン」の一つとして「第1回子ども村」(宮崎県都城市)を開催しました。
それから今年で29年目になります。多くの子どもや若者が参加し、この間、のべ2800名を超える子ども村の参加者ひとりひとりが、かけがえのない思い出をつくってきました。また、文化体験、自然体験、農業体験などの親子のプログラムも多様に実施し、多くの思い出深い出会いと感動の機会となりました。こうして子どもたちの命を守り、身心の豊かな成長の場を提供することができたのは、開催地の方々、子どもゆめ基金や教育委員会他のご協力、ご支援があってのことと感謝しています。これからも、子どもたちが多くの友達と出会い、健康に自由にのびのびと楽しく生きることができるよう、そして、その実現を促し、次世代への継続をすすめ「子ども村」がさらに発展することを願っています。

「子どもの権利条約」では、4つの原則であらわされます。
1 差別の禁止(差別のないこと)
2 子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
3 生きる権利・育つ権利 生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)
4 意見を表す権利 子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)。

また、「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」の4つが、子どもたちが持つ基本的な柱とされています。昨年2022年6月に子どもの権利を総合的に推進する「こども基本法」が公布され、今年2023年4月1日から施行されました。
まだまだ認知度が低く、残念ながら「子どもの権利」を知らない大人や子どもも多いです。
子ども村は、来年30周年となります。「子どもの権利」をさらに尊重し、新たな発展をめざしていきます。自然災害やコロナに負けない、強い心と、知恵と勇気と仲間たちと友情で、子どもたちとともに未来に向けて再び歩き始めたいと思います。
みなさんのご参加とご協力をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
      一般社団法人子ども村
          代表理事 柳田 茂樹  理事 篠原 惠里子
〒861-1441 熊本県菊池市原1517-2 TEL:090-9795-0831
URL;http://kodomomura2014.sblo.jp/ E-mail;2008genki@kodomomura.org

posted by 子ども村 at 22:55| Comment(0) | 子どもの日のメッセージ
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